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念願のハルヴァ
ランチの後に向かった先は、

小伝馬町。

あるブツを買いにイランのお店へ。

と、書くと怪しいですが、

求めているのは中近東のお菓子・ハルヴァなのです。

米原氏のこの本の影響で!

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語り口が魅力的すぎるので 読了後には、
ハルヴァを食べてみたいっっ!!となることでしょう。確実に!
本であったり、映画であったり、物語に登場する食べ物に 思いっきり影響を受けて 
むしょーーーに食べたくなることが多々あります。

ハルヴァは、中央アジア、近東さらにバルカン半島で食され
イランが発祥地と推定されてる 砂糖と蜂蜜、ごま、ナッツ類と香料が入った甘いお菓子。
トルコ蜜飴やヌガーとは似て非なるもの。

小学校3年の秋、親の仕事の都合でプラハに移り住んだ米原氏。
クラスメイトのロシア人イーラがモスクワに帰ったときに買ってきてくれた
青い缶に入ったハルヴァを 一口入れると・・・

美味しいなんてもんじゃない。
こんなうまいお菓子、生まれて初めて!!


とたちまち魅了されてしまう。
イーラのハルヴァは国際的に通用する美味しさというのか、
15ヶ国ほどの国々からやってきた同級生たちによって、
青い缶は一瞬にして空っぽにされた。

米原氏は、たったの一口食べただけで ハルヴァに魅了され
それからというもの、ハルヴァ探しの旅にでるほど。
だのに、 イーラがくれたような絶品にはその後なかなか出逢えない。

なぜならハルヴァには、当たり外れがあるようで
職人の手によって作られたものでないと、おいしくないんだとか。

工業生産されたものだと、質が極めて低く、乾きやすく、崩れてダマになりやすく、
すぐに油が浮いてきて、苦味が出るのに対し、
職人さんのそれは、空気のように軽くて抵抗がなく すべてがまざりあっており、
さくさくしたかと思うとたちまち溶けてしまうとの事。

そんな美味しそうなお菓子の存在を知ってしまったら、
何がなんでも食べたい!!のが食いしん坊の性。
という流れから東京へ行ったついでに、イランのお菓子を扱っている
お店へと行ったのです(情報提供してくださったLさん、ありがとう~)

念願のハルヴァを発見ー!

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立派なヒゲをたくわえたイラン人のハサンおじさんが経営する
このダルビュシュショップには
お菓子にお茶、お肉やスパイス、ナッツ類など 中近東の食料品がいろいろと置かれている。
気さくな方で、ナツメヤシやハルヴァの試食もさせていただきました ♪

タッパーを開けると

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ピスタチオ祭りじゃ。ばんざーい☆ 

口に入れるとサクサクと溶けてなくなるような不思議さと
むわんっと胡麻の味が広がる。
そして、甘い!! 
試食の際には、少しだけしか食べてないので分からなかったけど、
究極にあまい!!!! 066.gif
濃ゆ~~いお茶と 共に頂くのがよさそう。

これはこれで食べられるですが、
米原氏の食べた絶品ハルヴァとは違う気がする。
彼女が食べたハルヴァは、もうちょっと甘さ控えめで、
エキゾチックな香辛料が印象的に広がるようなものだと思うので、
私のハルヴァ探しの旅はもうちょっと続きそう。
いつか職人さんの作ったハルヴァを食べてみたい。

買ったものたち。

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ブラックオリーブとロシア産のオレンジTea 。
他にもローズウォーターや、ナッツ類、オイルなどいろいろ買って帰りたかったのですが
重量の関係思いとどまる。

久しぶりの東京は、美術館と素敵レストラン、そしてこのお店という
満足のいく旅になりました。
バタバタせわしなかったけど、急なお誘いに応じてくれたゆきにゃんに感謝!
次回はゆっくりと東京観光もしたいので、
その時には東京住まいのみなさん、お付き合いよろしくお願いしまーす 068.gif053.gif

これにて東京日記おしまい。
by aiajapan | 2010-08-02 20:44 | 日々
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